2014-03-17 第186回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
まさに今、創造的人間、創造力をもっとしっかり、現場対応能力やあらゆるそういうものをもっとしっかりと見据えた人間をつくっていくのが大事だろうという御質問、もうそのとおりだと思うんですが、その前提条件として、実はそのPIAACの成績なんですが、確かに成人力の、十六歳から六十五歳のPIAACの成人に対する調査で、読解力、数的思考力は非常にOECD中トップであったと。
まさに今、創造的人間、創造力をもっとしっかり、現場対応能力やあらゆるそういうものをもっとしっかりと見据えた人間をつくっていくのが大事だろうという御質問、もうそのとおりだと思うんですが、その前提条件として、実はそのPIAACの成績なんですが、確かに成人力の、十六歳から六十五歳のPIAACの成人に対する調査で、読解力、数的思考力は非常にOECD中トップであったと。
○伏見康治君 創造的人間をつくる私の持論をちょっと言わせてほしいんですが、天才をつくるためには天才を保護する博労役、博労役という意味は、まずそれが天才であるということを発見する人、そしてその天才を教育して天才的能力を引き出す人、そういう人がそばにいない限り天才というものはうまく伸びないと思うのですね。
創造的人間をつくる教育をせよという御提言は全く同感でございまして、今度の教育改革につきましても、大いなる関心を持って措置していきたいと考えております。(拍手) 〔国務大臣中西一郎君登壇、拍手〕
総理は、施政方針演説で「物さえあれば、金さえあれば、自分さえよければ」という風潮に支配される社会からの脱皮を力説され、かつ、創造的人間の育成を主張されておりますが、今日の教育の最大課題もここにあります。象徴されるのは入試問題、なかんずく大学の入学試験地獄であります。
学校の論理、それは豊かな個性や創造的人間をつくるという学校の論理と、経済社会の論理、子供を選別する機能、能率本位の経済社会の論理がここに入ってきている。それをあなたたちはさらに手をかして拡大しているじゃありませんか。筑波大学をつくれば、日本の経済界の総理大臣といわれる人をあなたは参与に入れたんじゃないですか。経済界の論理は小学校から大学まで入り込んでくるんです。それに、家族の論理というのがある。
特に国立、私立の格差の問題、あるいは各大学の格差の問題、それから入学試験制度がどうなのかというような問題、それからまた人間形成の問題、つまり人間疎外とか何とかいわれておる、やはり創造的人間形成ということについて考えなければいけないんじゃないか、あるいは教育と研究との関係につきましてもう少し投資が行なわれなければならぬのじゃないか、それから政府と学校と学生との間にもう少しコミュニケーションが行なわれなければいけないんじゃないか